コンスタンティン

映像やキアヌのキャラがマトリックスぽいとかいうのを読んでたけど、そんなことほとんど感じなかった。視覚効果はマトリックス以降のハリウッド映画なら当然のものだし、酸いも甘いも噛み分けたコンスタンティン君とウブな救世主ネオ君では大違い。リローデッドやレヴォリューションよりも断然面白かった。
音と映像のスピード感は、従来のホラー映画にはないセンスのような気がする。そのうえ、コンスタンティン君のアジトのボーリング場がいい雰囲気だしていて、ヴィジュアル的にかっこ良くみせようという気合いが感じられる。『ブレードランナー』級のカルト映画になるにはハリウッドぽすぎるような気がするけど、そんなテイストかな。
結末は、この手の話が好きなヒトにとってはかなりバレバレなんだけど、それでも楽しめるところはお見事。
コンスタンティンもカッコよかったけど、私のイチ押しはハーフ・ブリードたち。地獄側のバルタザールもなかなかいい味だしてたけど、何といってもガブリエルが『天使禁猟区』のベリアルちっくでいかしてた。
ガブリエルつながりで『プロフェシー(ゴッド・アーミー)』のウォーケンを思い出してしまった。
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     ネタバレ警報
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両方とも神への愛が歪んでキレてしまう。という点では凄くにている。
ガブリエルというのはそういう天使なんでしょうかね(^^;;
『天使の世界』でも読み直してみよっと。

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ゴジラ FINAL WARS

 あっという間の2時間ちょい。スピーディーな展開で楽しませてもらった。そこらじゅうに日本の特撮映画やアメリカのSF映画やTVシリーズの小ネタが仕込んであるんだけど、それがタンなるパクリにならないで、きちんと話に折り込んであるのはお見事。
 でもこの映画の白眉はキャスティング。中でも松岡昌宏の尾崎少佐は、立ってるだけ、動いてるだけでカッコイイ。エリートミュータント戦士っていう存在にものすごく説得力があった。さすがは元サイコメトラー(^^;;
 どこか70年代特撮ヒーローぽい設定とあまりの格好良さに、思わず「尾崎少尉モノも製作して〜〜〜!!」って思ってしまった。
 もう一人は菊川怜。真っ赤なコートとか、スリットのスカートなんかを着てても、分子生物学者だってことに疑問をいだかせないないのは、「菊川怜=東大→学者」っていうのが日本人のコンセンサスになってる強み。普通の女優さんだと、学者の役づくりしちゃうから華が減っちゃうんだけど、菊川怜の場合はその必要性を本人も周りも感じなくていい。監督としては、設定を殺さずに思う存分キレイな女性として登場させることができるから画面も華やぐし、よかったよね。姉役の水野真紀も適役だったし。
 間抜けな私は、ドン・フライを俳優だと思って見てた(^^;;。名前に聞き覚えがあったんで、連れに「何に出てた人だっけ?」な〜んて聞いてしまった。
 北村一輝もいい味だしてたし。ケイン君は・・。アクションはいいんだけどね。台詞回しがカクレンジャー(?)時代からかわってない。まあ、いいか。彼はミュータント戦士の動きのリアリティを出すためにいるようなもんだし。
 
あ〜面白かった。DVDでたら買ってもいいかな。


 

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乱歩R

 脚本は頭が痛くなるほど酷かったんだけど、藤井隆の3代目明智小五郎とゲストにつられて。結局全話見てしまった。
 小五郎くんは、育ちの良さだけが取り得という設定で、それがなんだか気持ち良くて、毎週月10に彼を見るのが楽しみになっていた。でも、その「育ちの良さ」というのが、最終話で、一種の伏線みたいな形で生きてるというのは、ヘボ脚本でお馴染みの乱歩Rにしては上出来。
 毎回、客演女優で見せるという割り切りは、見てて楽しかった。多少、脚本がありゃりゃでも、役者が上手ければなんとかなるっていうのが見どころといえば、見どころだったかも。
 「白髪鬼」は、柳葉の白髪鬼も結構説得力があったし。井川遥の古本屋店主は絶品だった。井川遥の最後の台詞には、不覚にも涙してしまった。
 一方、一番イタダケナイと思ったのは、松坂慶子の「黒蜥蜴」。あれでは、ただの美少年趣味のオバさん。同じ熟年女優編でも、「陰獣」の高橋恵子はさすがでした。

第1話「人間椅子」乙葉:演技をほとんどさせない演出の勝利
第2話「吸血鬼」管野美穂:あの髪型はNG
第3話「暗黒星」仲間由紀江:結構ポイント高し、以外に演技が上手い
第4話「黒蜥蜴」松坂慶子:50過ぎであの足はみごと、でも脚本が酷すぎたのが災難
第5話「白髪鬼」井川遥:シリーズ中文句なしにNo.1。脚本も珍しくまとも。
第6話「陰獣」高橋恵子:いまだに色っぽい怪しい美女を現役でやれてるのはさすが
第7話「地獄の道化師」石川梨華:乙葉と同じ系統かな
第8話「化人幻戯」葉月里緒菜:微妙。昔はもっと美人だったような気がする。
第9話「怪人二十面相」藤谷美和子:あやしさは、あいかわらず。
第10話「怪人二十面相」南野陽子:スケバン刑事の20年後は、本庁の刑事。比較的まとも。

豪華な女優使ってるわりには、ヘアメイクとか、スタイリングにセンスが感じられなかったなあ。

ともかく、終わってしまって寂しいのはたしか。

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