コンスタンティン
映像やキアヌのキャラがマトリックスぽいとかいうのを読んでたけど、そんなことほとんど感じなかった。視覚効果はマトリックス以降のハリウッド映画なら当然のものだし、酸いも甘いも噛み分けたコンスタンティン君とウブな救世主ネオ君では大違い。リローデッドやレヴォリューションよりも断然面白かった。
音と映像のスピード感は、従来のホラー映画にはないセンスのような気がする。そのうえ、コンスタンティン君のアジトのボーリング場がいい雰囲気だしていて、ヴィジュアル的にかっこ良くみせようという気合いが感じられる。『ブレードランナー』級のカルト映画になるにはハリウッドぽすぎるような気がするけど、そんなテイストかな。
結末は、この手の話が好きなヒトにとってはかなりバレバレなんだけど、それでも楽しめるところはお見事。
コンスタンティンもカッコよかったけど、私のイチ押しはハーフ・ブリードたち。地獄側のバルタザールもなかなかいい味だしてたけど、何といってもガブリエルが『天使禁猟区』のベリアルちっくでいかしてた。
ガブリエルつながりで『プロフェシー(ゴッド・アーミー)』のウォーケンを思い出してしまった。
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ネタバレ警報
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両方とも神への愛が歪んでキレてしまう。という点では凄くにている。
ガブリエルというのはそういう天使なんでしょうかね(^^;;
『天使の世界』でも読み直してみよっと。
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