« MOA美術館へ(〜via 天国へのエスカレーター?) | Main | 今年気になる展覧会 »

MOA美術館蔵 尾形光琳《紅白梅図屏風》

Byobuおそらく、光琳の紅白梅図の中でも、もっとも良く知られた作品がこの屏風。年に一度、梅の花の時期にだけ展示されます。幾度となく図版で目にしたし、テレビでも見た作品だけど、現物を前にすると、記憶の中の絵とは感じがちがうことに気づかされます。
 苔むした幹のしっとりとした肌合い、金箔の中から浮き上がる白梅の白、紅梅の紅。あり得ない形で迫って来る白梅の枝の迫力と、控えめなカーブを描いて伸び上がる紅梅の枝の優美さの対比。
 白梅の枝の描く V字の底点を、折り目に配置することで、立ち上がる枝の先が見ている方に差し伸べられるという趣向は、心憎いばかり。
 やっぱり屏風は現物を立てたところを見るのが一番です。
 近づいたり離れたり、正面から見たり斜めから見たり。見る位置や角度によって屏風は様々な表情をみせてくれます。ベストビューポイントは作品によって違いますが、この作品に関しては、私のベストポイントは正面2m弱ぐらいの距離。川の真ん中から両岸の梅を愛でる。そんな気分に浸れます。
 
 この屏風には一部屋が与えられ、思う存分作品の世界にひたれました。贅沢をいえば、私としては、あと5度ぐらい屈曲を強くして欲しかったかな。その方が枝の仕掛けが生きてきたような気するんですが・・・。

 写真は、お土産に買った2筆箋。厚手の紙に印刷してあって真ん中にミシン目が入っている。上下を切って折り曲げるとミニチュア屏風が出来上がり!(これとは別に、ちゃんとしたレプリカもあります)

 来年も、また見にいっちゃおうかな。

|

« MOA美術館へ(〜via 天国へのエスカレーター?) | Main | 今年気になる展覧会 »

「アート」カテゴリの記事

「展覧会」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« MOA美術館へ(〜via 天国へのエスカレーター?) | Main | 今年気になる展覧会 »