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ドレスデン国立美術館展ー世界の鏡

 お目当てはフェルメールの《窓辺で手紙を読む若い女》だったのだが、意外にもその他の展示品がとっても面白かった。特に第1部の「ドレスデンの美術収集室」と第5部の「東アジアー驚嘆すべき別世界」が良かった。
 「ドレスデンの美術収集室」には、地球儀や測量・製図道具などが展示されていて、当時の最新技術に関わる器具を集めた部屋を再現したイメージ。当時としては最新技術なんだけど丁寧な装飾が施されていて、「科学技術と伝統的な装飾」が共存しているところがステキだった。もっともARTという言葉にはもともと技という意味があることを考えれば、そんなに不思議なことではないのかもしれない。
 黄金色に輝く真鍮の道具の数々を見ていると、ドイツが精密機器や製図道具王国なの納得してしまう。私としては、このへんの道具のレプリとかがショップに出て欲しかった。
 「東アジアー驚嘆すべき別世界」では、オリジナルとそれをコピーして作った作品が何セットも展示されていて、中国や日本の工芸品の技術を必死になって自分達のものにしようとしていったことがわかる。
 虎や鳳凰の顔が怪しくなっちゃうのはもっともかもしれないけど、布袋様がスリムになっちゃったりするのを見ると、西洋と東洋のフィーリングの違いみたいな物がよくわかる。こういう展示にしてくれてアリガトウ!
 この展覧会には沢山の協賛企業が付いているのだけど、その中のひとつ旭硝子がショウケースのガラスを提供していてその商品名がちゃんと掲示されていた。これはちょっと気がきいている。
 展覧会には膨大なお金がかかる訳で、それを負担してくれたりするのが協賛企業なら、企業側にも何かしら具体的な見返りがあった方がいいと思う。その方が企業もお金出しやすいし。単に宣伝というのではなく、製品のクオリティによって展覧会に貢献しているのであれば、それをちゃんとアピールしていくことが、協賛金の集金につながるし、展覧会のクオリティの向上にもつながるものね。

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