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『ウィリアム・モリス』ジリアン・ネイラー編

William Morris by himself Designs and writtings 
監修:多田稔 訳:ウィリアム・モリス研究会
講談社 1990.11.5 13,000円

 書簡や詩、寄稿文、講演原稿などモリス自身が書いた文章と、作品写真(工芸品、本、テキスタイルデザイン)などで構成された本。モリスの考えや気分が生のまま読めて面白かった。
 手紙の中には、藍染めで青の色が生じる瞬間の感動が書かれていたりして、19世紀末の工芸の現場の様子なんかもわかる。評論とかでは抜け落ちてしまう、当時の空気みたいなものがこの本の中にはいっぱい詰まっているような気がする。
 20代初めのモリスが自らの進路について母親に説明する手紙は、ずいぶんと礼儀正しくしっかりしていた。現代の日本の若者はこんな風に手紙で表現することができるのかしら??(少なくとも同じ年ごろの自分はできなかったけど(^^;;)

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