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『ウィリアム・モリス「近代デザインの原点」』藤田治彦

SD選書226 鹿島出版会 1996.10.10

 ウィリアム・モリスの人生とその仕事を総括した1冊。ウィリアム・モリスはいろいろな捉え方をされる人。アーツ・アンド・クラフツ運動の提唱者、モリス紹介の主催者、テキルタイルデザイナー、画家、作家、ケルムスコットプレスの発行人、建築家フィリップ・ウェッブの同僚、社会主義者、反修復運動の活動家、バーン=ジョーンズの親友、妻ジェーンと憧れの芸術家ロセッティとの三角関係に悩んだ夫、etc.どの顔をとっても物語ができてしまうほどの濃密なモリスの人生を、19世紀末英国という時代に照らしながら多面的に追いかけている。
 社会活動家としてのモリスについてはあまり知らなかったんだけど、この本ではその辺がしっかり書かれていて『へえ〜〜』の山を築いてしまった。

 実をいえば私はモリスのことを最初は小説家だと思っていた。これは、今思えばかなり変なとっかかりかもしれない(^^;;;中学生の時図書館で借りて読んだ『サンダリング・フラッド』の作者だったんだもの。川に隔てられた中世の恋人たちの話(*^^*)。この本、今となってはもう見つからないないかもね。

 

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